内容説明
パイ・コンテスト、最高潮へ。残り時間7分。焼き上がったパイは失敗作だった。絶体絶命のピンチに追い込まれたエドの運命は。
著者等紹介
向山貴彦[ムコウヤマタカヒコ]
1970年アメリカ・テキサス州生まれ。作家。製作集団スタジオ・エトセトラを創設。デビュー作『童話物語』(幻冬舎文庫)は、ハイ・ファンタジーの傑作として各紙誌から絶賛された
たかしまてつを[タカシマテツオ]
1967年愛知県生まれ。フリーイラストレーターとして、雑誌等で活躍。1999年イタリアのボローニャ国際絵本原画展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
41
まずい・・・一話完結型かと思っていたら、連続の話で、流れがさっぱり分かりませんでした・・・書いている意味がわかっても、誰が誰やら分からないとダメですね。きちんと順番通りに読んだ方が、確実に英語の勉強になると思います。巻末に、おすすめの洋書が書かれているのがよかったです。アメリカ人が全員読書家かと問われたら、違うと思うけどね。2015/11/29
わたなべたけし
22
英字小説を読む楽しさを教えてくれるシリーズ第6弾。あと1冊を残して、著者お勧め英字小説として、児童図書が挙げられ、何冊も紹介されている。いくつかトライしてみたい。 小説の内容としては、ピザコンテストがいよいよ大詰め。良い結果・悪い結果含め、残すはあと1冊。どのような話の終息に至るのか?今から楽しみ。2015/02/18
HiroNuma7
19
汚い策略にハマり、絶体絶命のエドに訪れるまさかの展開。コンテストの結末は、予想はついていたものの面白かった。2018/07/31
assam2005
17
6巻目。徐々に文章量は増えていき、今回、1ページ全て英語のみのページが出てきました。怯むことなく読み進む。「パイを愛する者に悪い人はいない。」この王道的な展開は何度見ても飽きないから不思議。悪役とライバルと仲間とをはっきりと書き分けてくれているので、英語初心者にとっては有り難い。そして、良いことと悪いことは抱合せで「人生とは甘くて酸っぱくてほろ苦い」いろんなものがつまった複雑なものなのだと思わせてくれる。後半は初心者向けの児童書の紹介。アメリカの家庭の読書事情が興味深かった。2020/10/20
アノニマス
10
パイコンテストは無事に終了。最終巻でもおかしくない終わり方だった。7巻は後日談的な内容なのかもと思う。 洋書の世界の歩き方では、最初に読むと良い本を複数紹介してくれていて親切設計。アメリカでは季節ごとに読書グランプリが開催されていて、優勝する子には豪華商品が貰えるらしい。羨ましい。でも1か月で100冊以上となってくると難しそう…。2022/04/09
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