内容説明
さまざまな恋を経験した男による恋の手解き『伊勢物語』。光源氏への憧れを一生もち続けたミーハー女性の日記『更級日記』。芥川龍之介の『羅生門』のモデルになった『今昔物語集』。戦国大名の指南書『太平記』。教科書には書けなかった、名作の面白さ満載の一冊。
目次
物語(竹取物語;伊勢物語 ほか)
歴史・説話(古事記;平家物語 ほか)
日記と随筆(蜻蛉日記;更級日記 ほか)
近世小説・紀行(好色一代男;好色五人女 ほか)
古典演劇(隅田川;清経 ほか)
著者等紹介
西沢正史[ニシザワマサシ]
東京大学大学院修了。駒沢女子大学教授、創価大学文学部講師。日本古典文学専攻(特に中古・中世の物語・日記文学)
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感想・レビュー
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noribei
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日本の古典は実はスゴかったのですね。でも、なかなか手がでない。古文の勉強不足を後悔。とりかへばや物語は シェークスピアにも通じるものがあるのかなあ。氷室冴子さんの「チェンジ」を読んでみようか。2012/07/19
ペケコ
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★★★☆☆ ::: あらすじもわかりやすく、読みやすいので上出来な本だと思います。2005/12/04
れいまん
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長らく積ん読物を消化しました。よくまとまっているので大いに参考になりました2022/03/28
けん
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(図書館本)。著者の解説は「各話の15%位」で、ほとんどが「簡易なあらすじが書いてあるだけ」。所管している「小川義男の古典あらすじ本」の方が明らかに良いので、「買う必要は全くなし!」。←(「徒然草」や「枕草子」などは、断片的に章段を採り上げただけで、全く俯瞰できないので、イミなし!)。2020/01/18
セイ
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分かりやすい!受験生にもぴったりの分かりやすさ。2019/08/09