内容説明
地方都市・北嶺で起きた誘拐事件。県警捜査一課の敏腕刑事・上条の犯したミスによって被害者が殺害され、捜査は完全に行き詰まっていた。そんな時、集団暴行を受けていた少年を保護した上条は、少年の姿に街の閉塞感に耐えきれなかったかつての自分を見る。だがそれは、自らの誇りを取り戻すため捜査に猛進する上条にとって、封印してきた過去と対峙することを意味していた…。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。平成13年「8年」で小説すばる新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
としえ
14
一年前に起こった誘拐事件。自分のミスにより未解決のまま暗礁に乗り上げたと感じている上條は、被害者の遺体発見により再び動き出した事件の捜査に当たるために故郷に戻る決心をする―。己を優秀だと自負するあまりに他人を見下す態度をとる上條や真人。「棘の街」とのタイトルだが、棘なのは街ではなくこの二人ではないかと思った。二人の感じている、街に対しての閉塞感も相まって、読んでいて疲れる。主要人物に感情移入ができず、事件は解決するものの終わり方もスッキリ!ではなかったので、疲労感の残る読後だった。2015/09/19
ロッシーニ@めざせ正社員
12
閉塞感漂う地方都市。かつて捨てた故郷に戻る主人公。一匹狼の刑事。相容れない親子関係。これらのキーワードが、その後の堂場瞬一作品を連想させます。 また、最後の上條の選択は「刑事」としてでもあり、「父親」としてでもあったと思いました。2012/09/25
稲田紹
11
何となく読んで、何となく読了。2023/06/02
鈴と空
10
また感想書くのに悩むな……。上條の組織内での立場とか、親子間のすれ違いとか、保護した少年の件とか、どれもパッとしないというか。事件の真相もまた気分の悪い話で。現実に起こりえない話じゃないと思うから余計に厭な気分になっちゃうような。その分を補ってくれるほど、キャラクターが魅力的だとも思えず。2011/04/19
Carlos
6
ちょつと読みづらかったな。ラストの展開がわかりづらかった。2014/03/01
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