内容説明
人はなぜ、色に惹きつけられるのか?色彩に秘められた深い意味を探る。
目次
赤(赤が象徴する太陽信仰;勇気と誇りを象徴する「赤」;祭りの彩り;装う心;描く事への衝動)
緑(命を育む色;自然からの授かりもの;緑の精霊は甦るだろうか)
青(永遠なる色;マンダラの色彩世界;無彩色の宇宙;青の彼方へ)
著者等紹介
末永蒼生[スエナガタミオ]
色彩心理研究家。1944年生まれ。美術活動の傍ら色彩心理の研究を行い、独自の色彩セラピーのメソッドを体系化する。1988年、(株)ハート&カラーを設立。社会人のための講座「色彩学校」や「子どものアトリエ・アートランド」など、心を元気にする色彩体験の場づくりに取り組んでいる。一方、高齢者施設など公共施設においてユーザーの心理を優先した色彩設計を行い注目されている。2003年には色彩をテーマにしたギャラリー「カラリアム」を東京・青山にオープン。1999年、米国ホノルル大学で心理学博士号取得。現在、多摩美術大学非常勤講師、アート&セラピー色彩心理協会会長
内藤忠行[ナイトウタダユキ]
写真家。1941年、東京・浅草生まれ。1964年よりマイルス・デイヴィスなどジャズの巨人を撮り始めると同時に彼らの表現にも惹かれ、それを写真に応用する。その独自の視点でアジア、アメリカ、アフリカなど世界規模の取材を行った膨大な写真は、映像、造形、テキスタイルなど多様に発展している。幻想的な桜の世界をTの字型のシンメトリー「SAKURA‐COSM」で斬新に、四季折々の自然が加わることで美が表出する「庭」では日本人の美的DNAの潜在を表現し、蓮を21世紀のスピリチュアルなキーワードとした「BLUE LOTUS」など、具象と抽象とリズム感で表現の幅にも試みる。2001年よりこれらのコンテンツを“視覚と聴覚の相乗”をコンセプトにしたフォト・ユニット“PM‐X”で様々なアーティストと写真のライブ表現をコラボレーションしている
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感想・レビュー
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ひろ
hisaos
依空
書の旅人