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色はことのは

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784344004078
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0072

内容説明

人はなぜ、色に惹きつけられるのか?色彩に秘められた深い意味を探る。

目次

赤(赤が象徴する太陽信仰;勇気と誇りを象徴する「赤」;祭りの彩り;装う心;描く事への衝動)
緑(命を育む色;自然からの授かりもの;緑の精霊は甦るだろうか)
青(永遠なる色;マンダラの色彩世界;無彩色の宇宙;青の彼方へ)

著者等紹介

末永蒼生[スエナガタミオ]
色彩心理研究家。1944年生まれ。美術活動の傍ら色彩心理の研究を行い、独自の色彩セラピーのメソッドを体系化する。1988年、(株)ハート&カラーを設立。社会人のための講座「色彩学校」や「子どものアトリエ・アートランド」など、心を元気にする色彩体験の場づくりに取り組んでいる。一方、高齢者施設など公共施設においてユーザーの心理を優先した色彩設計を行い注目されている。2003年には色彩をテーマにしたギャラリー「カラリアム」を東京・青山にオープン。1999年、米国ホノルル大学で心理学博士号取得。現在、多摩美術大学非常勤講師、アート&セラピー色彩心理協会会長

内藤忠行[ナイトウタダユキ]
写真家。1941年、東京・浅草生まれ。1964年よりマイルス・デイヴィスなどジャズの巨人を撮り始めると同時に彼らの表現にも惹かれ、それを写真に応用する。その独自の視点でアジア、アメリカ、アフリカなど世界規模の取材を行った膨大な写真は、映像、造形、テキスタイルなど多様に発展している。幻想的な桜の世界をTの字型のシンメトリー「SAKURA‐COSM」で斬新に、四季折々の自然が加わることで美が表出する「庭」では日本人の美的DNAの潜在を表現し、蓮を21世紀のスピリチュアルなキーワードとした「BLUE LOTUS」など、具象と抽象とリズム感で表現の幅にも試みる。2001年よりこれらのコンテンツを“視覚と聴覚の相乗”をコンセプトにしたフォト・ユニット“PM‐X”で様々なアーティストと写真のライブ表現をコラボレーションしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ

3
とても丁寧に創られた本だと感じた。色彩の溢れ出す写真と適度な量の文章。素敵な体験をさせてもらった。紅葉の赤。苔の緑。ブルー・ロータスの青。世界各地の美しい「色」が集められているが、やはり日本のものに心惹かれる。この本はもっともっと多くの方に読まれてもいいはず。2011/08/30

hisaos

1
色と国、文化、芸術などと結びつけて、写真と文を展開するスタイル。そのスタイル自体は珍しくないが、見開きの写真を多用した印象的なビジュアルで、特に青を使った写真が素晴らしい。2015/05/16

依空

1
タイトル通り様々な色についての写真本です。色の持つ力を素敵な写真と共に紹介してくれます。色は本当に大きなエネルギーを有していて、それは多彩なものに影響を与え、色を使う人間たちの文化や知恵に深く絡みついています。様々な色の知識を得ることも楽しいですが、何よりもため息をつきたくなるくらい美しい写真たちには癒されます。2010/01/21

書の旅人

0
『京のことのは』と合わせて届いたので、早速パラパラ📖これらも“図書庵”次回テーマで並べます。日本は言葉の国といったのは誰だったか…。本が大好物な私には、それが常に頭の片隅にあり、一つの色にこれほど迄の表現があるのかと驚きとともに、心を揺さぶられた時のことを今も覚えています。その思いを少しでも伝えられたら……。棚作りに気合いが入ります。2025/07/04

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