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内容説明
私は、モラルでは解決のつかない、自分でもどうすることもできない心や体を抱えてしまった―。「生と死」「生と性」…。二つの恋愛で直面した永遠の命題。壮絶な愛の物語。
目次
第1章 転落と「最高の感情」
第2章 闇の記憶
第3章 秘めた恋の歌
第4章 死の誘惑
第5章 豊潤な旅の終わり
著者等紹介
荻野目慶子[オギノメケイコ]
1964年生まれ。女優
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
haruka
11
今までで最も衝撃だった女優本。不倫相手が自死するという体験から10年近く精神と体を病んでしまった荻野目慶子さん。彼女は二つの恋愛を、まるで対等な関係だったかのように美化して描く。でも実際は、彼女は虐待されていたのだと思う。20近く年上の既婚者に貢がされ、殴られ、挙げ句別れてくれず彼女の部屋で自殺。家族には保険金が払われると彼は言ったようだが彼女には?お金も返さず未来に血を塗りたくるって、そんな男ただのクズなのに。彼女が「私悪くないもん!」の精神の持ち主だったら楽だったのに。次の深作欣二という監督も最低で、2021/10/23
gtn
9
男に翻弄されすぎである。生命の傾向性というものがあり、不思議と同じことを繰り返す。その宿縁を断ち切らないと、本来賢明な著者が愚かな道を歩み続けることになる。2019/04/07
ウメ
7
優れた女と書いて女優。自ら女優と名乗るのはどんな気分なのだろう。ワイドショーを見るような気分で読む。ゴーストライターが書いたのだろうか、手垢のついた面白味のない表現が続く。最後は流し読み。2018/09/15
小鈴
7
最初はセンセーショナルな始まりなんで、いかにもタレント本と思ってしまうかもしれないが、最後まで読んで欲しい。特に四章。自死で遺された者の微妙な気持ちが綴られている。なかなか表現できないことだ。しかし、愛人という響きは、女性が養われてる感じがするが、読んで初めて著者が養ってたことを知って驚いた。イメージって怖いですね。2009/03/26
あじさい
5
ありきたりな独白本かな…と思っていたら、心の揺れなども正直に綴らていて なかなか読みごたえがあった一冊
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