もう一度この手で、抱きしめたい

春山 満【著】

幻冬舎（2002/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 222p／高さ 20cm
• 商品コード 9784344001541
• NDC分類 916
• Cコード C0095

内容説明

多くを失った僕に、多くの勇気をくれた家族へ。大黒柱は首から上しか動かない重度の障害者。それでも喜びに包まれた春山家の秘密。支え合う家族の物語。

目次

１　妻が泣いた日
２　モルモットにはならない
３　神さまの試験
４　難病を幸運にする
５　父の手のひら
６　哲朗への手紙
７　生命のサイコロ
８　龍二への手紙
９　苦難に克つということ
１０　悪魔を追い払う家
１１　限りある命を生きる

著者等紹介

春山満［ハルヤマミツル］
株式会社ハンディネットワークインターナショナル代表取締役。１９８８年、全国初の福祉デパート「ハンディ・コープ」を開業。１９９１年、総合ヘルスケア業「ハンディネットワークインターナショナル」を設立し、オリジナル商品の開発・販売を開始する。大手医療法人の総合経営企画・コンサルティング、企業や自治体のプロジェクトに数多く参画。２００２年２月には、オリックス・リアルエステートと共催で、新しい日本のコミュニティーのありかたや医療と介護の街づくりをテーマにフォーラムを開催。福祉・介護ビジネスの旗手として、第一線を走っている
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感想・レビュー

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[vip2000]

「死にたいやつは死なせておけ、おいらはこれから朝飯だ」映画「おくりびと」のシーンで、葬儀後、会社の人同士で会食をする所を思い出しました。文体が小説のような感じで、心情に訴える部分が他著書より、多いと想いました。人間追い込まれると理性よりも、本能的かつ野生的な部分が出てきて、難局も切り抜けられると想います。

2016/02/28