内容説明
遺産百億円―。跡取りのいないはずの老資産家が、かつてもうけた血のつながった子供の存在の可能性を明かし、捜しはじめた。金をめぐってにわかに蠢く男女。繰り返されるDNA鑑定。偽装される愛情と親子関係。ついに起こる殺人。そして最後の最後に明かされる驚愕の真実!百億円の遺産をめぐる究極の親子鑑定ミステリー。
著者等紹介
北川歩実[キタガワアユミ]
1995年、男女が入れ替わるというSF的設定を、現実のトリックで解き明かした超絶ミステリ『僕を殺した女』で衝撃デビュー。以後、科学の最新の知見を大胆に取り入れた作品を次々に発表。アイディアの奇抜さと面白さでは当代随一
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱぁる
5
難しい本だった。2章あたりで短編集かと思ったが、読み進めるうちに一連の話なんだとわかった。 登場人物がやたら多いのに加え、イニシャルも出てきて、人間関係がわかりにくい。どの人物も癖があり、裏があるのでは?と、物語は終わったのに終わってないような、後味がよくない。2015/07/25
ホレイシア
2
相変わらずミステリーとしては不満が残るが、テーマに惹かれて読んじゃうんだよね。血のつながり、DNA(笑)。
bondo
0
ナイス不要。よくわからない話でした。(☆☆)2015/09/22
つる
0
久々の北川歩実。10年ぶりくらいかも。 この人らしい、どんでん返しの連続な本でした。2012/08/14
ちなつ
0
安定の北川歩実。どんでん返しの連続と、現代医療を絡めたトリックが楽しい。2011/10/29