内容説明
“透明な存在”願望を持つ若者の登場をいち早く予言し、“シンプル・ライフ新世代”を鮮烈に描いてインディーズ界を震撼させた荒木スミシ待望のメジャー1stリリース。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akirajimusyo
10
発売当時大好きだった女の子にすすめられて、買って読んで以来の再読。当時は若かったんだろうな。このシンプルライフシンドロームって言葉がやけに印象に残ってて自分の中でいろんな思い出なんかとも混ざりあって、勝手にハードルが上がってたんだろうな。自分が大人になって、価値観や考え方や環境やいろんな事をへて、もう一度読んでみて、こんなにも感じ方が変わる。これまた衝撃な読書体験でした。2017/04/14
Akira Yamada
1
原題の書き手で親近感がわく文章と物語を書く人だ。淡々とすすむ物語はジャームッシュの映画に少し近い気がする。
NR
0
また何度でも読みたい本。 曖昧な記憶の中で、今まで読んだ本の中で一番好きになって一番心の奥深くまで入ってきて一番強く響いた本です。2014/11/29
@TAKE
0
85点先人の影響を隠そうとしない拙い文体も目立つが、透明感のある素敵な作品。
ハジメ
0
この荒木スミシという人は感受性の豊かな人なんだろうなぁ、というのが読んだ感想。内容に関しては、淡々と進んでいく感じ。取っ掛かりがなく、すいすい読んでしまった。2010/02/01
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- 和書
- 東経一三九度線