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『播磨国風土記』の古代史

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  • サイズ 46判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784343011312
  • NDC分類 216.4
  • Cコード C0021

内容説明

最古の地誌『風土記』が伝える古代の世界。1300年以上も前に先人が記した“地域の歴史遺産”中央政権との関わり、道を通じた地域間交流、地名の由来や古代びとの暮らしぶりに及ぶ。兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室で取り組んできた『播磨国風土記』の研究。17名の執筆者が文献史学と考古学から読み解いた38編を収録。

目次

第1章 播磨と倭王権
第2章 播磨の道と地域間交流
第3章 大阪湾岸と淡路島の海人
第4章 地域生活と播磨の神祭り
第5章 播磨の古代寺院と仏教
第6章 播磨の古代と資料・地誌

著者等紹介

坂江渉[サカエワタル]
兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室研究コーディネーター。神戸女学院大学、武庫川女子大学非常勤講師。日本古代史専攻。古代の神話・祭祀と地域社会史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イツシノコヲリ(丹波國)

1
兵庫県立歴史博物館の研究員らによる本で38篇の論考からなる。地名や交通路、国造や信仰など「播磨国風土記」に関係ある話題のみならず、「風土記」には登場しない辻井廃寺などの古代寺院の論考など様々な話題を扱っていた。一般向けの書籍なので読みやすく、地方の古代史の書籍としては、よい入門書であろう。古代山陽道の駅家である草上駅の比定について、ある論考は今上丁田遺跡が有力とするのに対し、違う論考では、姫路国府付近(姫路城)とするなど各学者で異なるところがあった。2022/08/20

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