内容説明
最古の地誌『風土記』が伝える古代の世界。1300年以上も前に先人が記した“地域の歴史遺産”中央政権との関わり、道を通じた地域間交流、地名の由来や古代びとの暮らしぶりに及ぶ。兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室で取り組んできた『播磨国風土記』の研究。17名の執筆者が文献史学と考古学から読み解いた38編を収録。
目次
第1章 播磨と倭王権
第2章 播磨の道と地域間交流
第3章 大阪湾岸と淡路島の海人
第4章 地域生活と播磨の神祭り
第5章 播磨の古代寺院と仏教
第6章 播磨の古代と資料・地誌
著者等紹介
坂江渉[サカエワタル]
兵庫県立歴史博物館ひょうご歴史研究室研究コーディネーター。神戸女学院大学、武庫川女子大学非常勤講師。日本古代史専攻。古代の神話・祭祀と地域社会史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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