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内容説明
昭和の初め、友好の印としてアメリカから日本の子どもたちに贈られた「青い目の人形」。その多くは太平洋戦争のさなかに処分されるなど過酷な運命をたどった。人形交流から90年、わずかに残った“友達”を訪ねて「メリー」の旅がはじまる。戦禍や震災を越えて生き残った人形たちの道のりを、守り伝えた人々の思いとともに追う。
目次
人形を受け取られる方へ(シドニー・ギューリック)
太平洋を渡った友情の人形たち(人形、神戸港に到着!;ギューリックの「友情人形計画」 ほか)
ワタシはメリー―アメリカから来たフレンドシップドール
「平和大使」になったメリー 再会の旅へ(メリーが訪ねた兵庫の“友達”)
人形たちが繋いだ絆(人形に寄り添った人々の記憶;明日へ)
著者等紹介
西村恭子[ニシムラキョウコ]
1944年兵庫県生まれ。放送局、編集記者などを経てフリーに。神戸新聞読者文芸欄選者(14年間)を経て、児童文学講座講師。こうべ市民文芸選者。(公財)姫路市文化国際交流財団発行「BanCul」編集委員。日本ペンクラブ会員。半どんの会文化賞。姫路文化賞。2015年ラジオ関西「青い目の人形メリー、再会の旅」の制作、放送により第39回井植文化賞(報道出版部門)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。