のじぎく文庫
尼崎百物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784343008879
  • NDC分類 388.164
  • Cコード C0021

内容説明

伝説、怪談、妖怪伝承―地域から見える不思議な歴史。兵庫県・尼崎に伝わる「不思議な話」100話を収録。聖徳太子・義経・秀吉など歴史上の人物と尼崎の関わりや、物語がどのように後世に伝えられたのかを考察。MAP付。

目次

中央地区(桜井神社の句碑;浜戎神社のご神体 ほか)
小田地区(神功皇后の祭祀伝承と神崎;神崎遊女をめぐる伝説 ほか)
大庄地区(崇徳上皇と献膳;後醍醐天皇と浜田村 ほか)
立花地区(橘御園と神仙世界;母の思いの蜘蛛の糸―塚口神社の伝承 ほか)
武庫地区(武庫の地名の由来;武庫川と猪名川のけんか ほか)
園田地区(船詰神社と富田村;富田の七ツ石 ほか)
論考編(土地の記憶を伝承すること;古代の尼崎と海の祭祀 ほか)

著者等紹介

大江篤[オオエアツシ]
1961年、兵庫県神戸市生まれ。園田学園女子大学人間教育学部教授。博士(歴史学)。東アジア恠異学会代表。日本古代史・民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

6
尼崎市制百周年を記念して、同市に関わる百の昔話を収録。「百物語」とあるが、怪談だけでなく、中国大返しの際に明智光秀の兵に追われた秀吉が寺に逃げ込んで味噌すり坊主に扮した話や、人々のために領主に逆らって命を落とした義民に関する伝承など、普通の昔話や史伝に類するものも取り扱っている。こうした阪神間の地域ごとの歴史や物語を掘り起こすことが、大阪とのつながりとともに地域の独自性を浮き彫りにすることになり、「維新」に対抗する根拠にもなっていくだろう。2016/05/27

犬養三千代

2
股を通ろうとすると妖怪の話は、尼崎と沖縄の関係を表すそうな。 残念さんも悲しい。切腹してはてた山本文之助。願掛けに行こう。2016/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10916394
  • ご注意事項

最近チェックした商品