内容説明
浄土真宗と地域の関わりから見える新しい播魔の歴史像。西国への真宗の展開、本願寺教団の播磨進出と東西分派など、戦国時代から近世におけて播磨の歴史と大きく関わってきた経緯を、浄土真宗寺院に伝来する多くの文化財を中心に明らかにする。
目次
播磨の浄土真宗(播磨とその周辺における初期真宗;法専坊空善と東かりや道場 ほか)
浄土真宗の美術―光明本尊を中心に(親鸞聖人と真宗歴代の美術;真宗寺院(道場)の本尊 ほか)
浄土真宗の木仏本尊(浄土真宗寺院の本尊;江戸時代の木仏本尊の授与 ほか)
官兵衛・秀吉・一向一揆―ひょうご歴史文化フォーラム(浄土真宗の伝道と地域社会への定着;浄土真宗が伝播した当時の播磨 ほか)
播磨の地域社会と浄土真宗―シンポジウム(親鸞・浄土真宗と西国・播磨真宗の歴史的前提;本願寺蓮如の播磨進出 ほか)
著者等紹介
小栗栖健治[オグリスケンジ]
1954年生まれ。兵庫県立歴史博物館館長補佐。博士(文学)。日本宗教民俗学会会員。日本文化史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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