内容説明
城ノブ(明治5年(1872)~昭和34年(1959))の生涯は、生きる意欲を失っている人々に朝の陽光の如く希望を見出し、前進できるよう励まし、祈り続けた。その精神は、現・社会福祉法人「神戸婦人同情会」としての多くの事業に継承されている。
目次
序文 与えて思わず受けて忘れず―城先生の下で(市野瀬翠)
プロローグ ノブ先生に会う
1 母・美好が城ノブに出会うまで
2 城ノブの足跡を追って
3 キリスト教伝道師から社会事業家へ
エピローグ 「与えて思わず受けて忘れず」
参考資料 ひとすじの道―城ノブ(兵庫県道徳副読本・中学校『心かがやく』より)
著者等紹介
澤美晴[サワミハル]
姫路市六角寺澤方。1938年神戸市生まれ。1945年姫路市へ、現在に至る。1953~1963年日ノ本学園中・高等部、兵庫県立姫路短期大学、仏教大学を卒業。1972~1998年姫路市内の小・中学校、支援学校などに勤務(うち3年間、文部省在外教育施設派遣教員としてオランダ日本人学校に勤務)、定年退職。2002年兵庫県立大学環境人間学部研究科へ社会人入学。岡田真美子教授の下で「社会事業家城ノブ―活動とキリスト教精神」をテーマに研究を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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