内容説明
中世の播磨一円を巻き込んで繰り広げられた別所氏と織田・秀吉軍の激しい攻防戦。加古川城、神吉城、野口城、淡河城、そして三木城と転戦する三木合戦の舞台“つわものどもの夢の跡”をたどる。「播州太平記」全文解読を収録。
目次
「播州太平記」を歩く(別所氏の発祥の地;秀吉と加須屋が館;加古川評定と別所氏の反逆;初めての三木合戦;野口城の青麦合戦;尼子一族の戦い;神吉城、若武者の戦い;志方城の落城と櫛橋氏;衣笠範景の討死;相生の松の炎上 ほか)
「播州太平記」(全文解読)
著者等紹介
橘川真一[キツカワシンイチ]
播磨学研究所所長、神戸学院大学客員教授、日本ペンクラブ会員。昭和6年、神戸市生まれ。神戸新聞社会部記者、編集委員を経て、姫路文学館副館長などを歴任。地域活動で兵教組文化賞、半どんの会県民感謝賞、姫路市芸術文化賞を受賞
西川卓男[ニシカワタクオ]
播磨学研究所事務局長。昭和5年、東京都生まれ。姫路市教育次長、市立姫路高校校長、姫路ケーブルテレビ参与などを歴任
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