のじぎく文庫<br> 別所一族の興亡―「播州太平記」と三木合戦

のじぎく文庫
別所一族の興亡―「播州太平記」と三木合戦

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784343003034
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0021

内容説明

中世の播磨一円を巻き込んで繰り広げられた別所氏と織田・秀吉軍の激しい攻防戦。加古川城、神吉城、野口城、淡河城、そして三木城と転戦する三木合戦の舞台“つわものどもの夢の跡”をたどる。「播州太平記」全文解読を収録。

目次

「播州太平記」を歩く(別所氏の発祥の地;秀吉と加須屋が館;加古川評定と別所氏の反逆;初めての三木合戦;野口城の青麦合戦;尼子一族の戦い;神吉城、若武者の戦い;志方城の落城と櫛橋氏;衣笠範景の討死;相生の松の炎上 ほか)
「播州太平記」(全文解読)

著者等紹介

橘川真一[キツカワシンイチ]
播磨学研究所所長、神戸学院大学客員教授、日本ペンクラブ会員。昭和6年、神戸市生まれ。神戸新聞社会部記者、編集委員を経て、姫路文学館副館長などを歴任。地域活動で兵教組文化賞、半どんの会県民感謝賞、姫路市芸術文化賞を受賞

西川卓男[ニシカワタクオ]
播磨学研究所事務局長。昭和5年、東京都生まれ。姫路市教育次長、市立姫路高校校長、姫路ケーブルテレビ参与などを歴任
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感想・レビュー

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godon

1
後半部にそっくり引用されている「播州太平記」と、その他複数の資料をもとに主に三木合戦をめぐる顛末が書かれています。三木合戦の前後を含めた東播磨地域の情勢や出来事が時系列で整理でき、面白い。荒木村重の謀反や毛利の勢力伸長といった要素が絡むことで、別所長治の判断も無謀ではなかったのではと思わせてくれます。別所吉親が悪役なのは他の本と同様ですが、それだけではなく毛利の援軍も兵糧運搬でミスをしていることなども触れられていて、長治にはちょっと優しい論調。2012/11/14

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