内容説明
明治時代、港を窓口として、いち早く外国の文化を受け入れてきた神戸の街。コーヒーもその一つで、今や神戸にはUCCやネスレなどのコーヒー産業がひしめき、神戸人は全国の中でも喫茶店での消費額が上位にランクされるなど、私たちの生活に定着しています。そんな明治以来の「神戸とコーヒー」の歴史を辿るとともに、200店以上の神戸阪神間のカフェ・喫茶店めぐりをベースに、「神戸とカフェの現在」を探る。
目次
第1章 神戸とコーヒーいまむかし(神戸コーヒー小史;時代を作ったカフェ)
第2章 神戸カフェ日記(神戸市中央区;学生街(仁川・甲東園、岡本、六甲)
新開地)
第3章 KOBE喫茶店学(神戸喫茶店学序説;建築家による神戸カフェ素描;自動販売機の路上観察―駅周辺の季節変化について)