哀しき道化師―鴨居玲の絵画と生の軌跡

哀しき道化師―鴨居玲の絵画と生の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784343002242
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0095

内容説明

鴨居玲にとって絵を描くことは、まさに「生きる」ことそのものであった。彼は生涯、自己にこだわり続け、自己の内面の弱さ醜さにひたと目を据えて描くことにより、人間存在の本質を透視した。大いなる自画像の画家鴨居玲、彼の人生は、絵描きの宿命の自覚と、現実の生身の自己との壮絶な闘いだったのである。

著者等紹介

牧野留美子[マキノルミコ]
青山学院大学大学院文学研究科修士過程修了。英文学、比較文学専攻。関東学院大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリカータ

1
本文にも記載されていますが、何らかの事情があったにせよ、鴨居玲さんお写真(西洋人女性が振り返るほどの美男)や作品が一点も載っていないのは、かなり興醒めでした。この本は絶版になっており、中古では定価以上の高値がついています。鴨居玲さんは、睡眠薬とお酒を常に併用しており、自殺する勇気もないが、何らかの勢いで一線を越えてあの世に行ったとしても、それはそれで仕方ないくらいのつもりでいたそうです。2016/12/11

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