部落差別はなぜなくならないのか―宮城教育大学での講義より

部落差別はなぜなくならないのか―宮城教育大学での講義より

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784343002112
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C0037

内容説明

本書は生涯を部落差別の解消のために捧げてきた一高校長の魂の記録である。教職を志望する宮城教育大学の若き学生たちに語りかけた渾身の人権教育講義であり、すぐれた同和教育入門書でもある。

目次

部落問題とは何か
中世世界からつづくケガレ意識
部落の人々は封建時代、どのような扱いをうけていたか
解放令
島崎藤村の『破戒』について
水平社運動
高松差別裁判糾弾闘争
戦後改革と部落差別
部落差別の根底にある意識構造
戦後部落解放運動の闘争形態
同和対策事業特別措置法とその意味
現代の部落差別をどうとらえるか
部落問題は日本民族全体の問題

著者等紹介

西田秀秋[ニシダヒデアキ]
1937年、神戸市に生まれる。中学卒業後、70種近くの職業を転々とし、1963年、湊川高校を卒業。立命館大学に進む。7年を経て31歳で湊川高校の教員となる。その間、全国同和教育研究協議会委員、兵庫県同和教育研究協議会役員、神戸地区県立学校同和教育研究協議会幹事長などをつとめる。1998年、神戸甲北高校長を退職。その間、神戸地区県立学校同和教育研究協議会会長などをつとめる
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