姫路文庫<br> 作家たちの原風景―播磨文学紀行〈2〉

姫路文庫
作家たちの原風景―播磨文学紀行〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784343001986
  • NDC分類 910.2
  • Cコード C0395

内容説明

『播磨国風土記』『天守物語』『街道をゆく』など、播磨ゆかりの20作品を、作品の舞台、作家の取材の足跡をたどりながら紹介する文学エッセイ。

目次

1 旅人の目(上田秋成の『秋山の記』―名文でたどる播磨の旅;シーボルトの『江戸参府紀行』―外国人が見た播磨路 ほか)
2 風光明媚の地(長塚節の播磨路―旅でうたった姫路・明石;前田夕暮の『高原散村』―遙かな奥播磨への旅 ほか)
3 わが故郷(水守亀之助の『小さな菜畑』―若狭野で生まれた自然派;和辻哲郎の『自叙伝の試み』―幼い頃に見た故郷の風土 ほか)
4 いにしえの風景(『播磨国風土記』を歩く―古代播磨の女たち;『義経記』にみる書写山―数多く残る弁慶伝説 ほか)
5 歴史とドラマ(村上元三の『源義経』―源平合戦の舞台・三草山;泉鏡花の『天守物語』―姫路城を舞台に妖美の世界 ほか)

著者等紹介

橘川真一[キッカワシンイチ]
播磨学研究所所長、元姫路文学館副館長、日本ペンクラブ会員。昭和6年(1931)神戸市生まれ。神戸新聞社会部記者、編集委員を経て、丹波総局長。昭和63年(1988)から姫路文学館の設立に携わり、平成3年(1991)の開館と同時に同館副館長。「文化施設は運動体である」という主張から地域活動を続け、播磨学の創設、文学研究会の設立、出版活動を通じて、地域文化の向上に尽くす
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