孫文と神戸―辛亥革命から90年 (補訂版)

孫文と神戸―辛亥革命から90年 (補訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 312,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784343001672
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0021

内容説明

1924年、日本への最後の“伝言”ともいえる「大アジア主義」の講演を神戸に残して去った中国革命の父、孫文。中国近代化にかけたその波乱の生涯を当時の在神華僑、政治家、実業家、そして市民たちの姿と行動を通して生き生きと描きだす。辛亥革命から90年を記念して、その後の研究成果を踏まえ、参考文献、歴史散歩などを充実させた補訂版刊行。

目次

第1章 第二の洪秀全
第2章 広東暴徒巨魁
第3章 大業は必ず成就すべし
第4章 辛亥革命
第5章 南風遂に競わず
第6章 政府は時に更迭するものなり
第7章 王道か覇道か
第8章 革命未だ成らず

著者等紹介

陳徳仁[チントクジン]
1917年、神戸市生まれ。大阪外国語学校(現大阪外国語大学)卒業。神戸華僑歴史博物館館長、孫中山記念館館長。1998年没

安井三吉[ヤスイサンキチ]
1941年、東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業。現在、神戸大学国際文化学部教授、中国近現代史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ダージリン

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孫文と神戸の浅からぬ関係が分かる。国外追放になり、ハワイ、アメリカ、イギリスなどを転々としている間に、孫文自身は何をしていたのか、どうやって求心力を保っていたのかが前々から疑問なのだが、この辺りをもう少し知りたかった。「革命なお未だ成功せず、同志よって須く努力すべし」という遺言には孫文の無念さを感じる。2014/01/25

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