内容説明
江戸後期の流通経済を担う廻船商としての成功、難関エトロフ航路の開拓、危機に直面する日露紛争解決に奔走、ロシア艦副長リコルドとの友情―「時」と「人」が嘉兵衛の運命を翻弄した。
感想・レビュー
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ぷりん
2
高田屋嘉兵衛。名前だけは知っていましたが、どんな事をした人物なのかはサッパリ…。そこで、勉強してみよう、と、読んでみました。驚きました。物凄くパワフルな嘉兵衛さん。「持ってる」嘉兵衛さん。器が大きく、誰にでも優しい嘉兵衛さん。彼がいなかったら、北海道の歴史は違ったものになったでしょうね。とても勉強になりました。と同時に自分の勉強不足を痛感しました。こんなすごい人を今まで知らずにいたなんて。北海道民として彼に感謝したい気持ちでいっぱいです。2013/10/20
