内容説明
明治42年(1909)、わずか21歳で出版した詩集『廃園』によって詩壇の寵児となり、「白露時代」と、北原白秋と並び称された詩人、三木露風。有名な「赤とんぼ」以外にも数多くあるすぐれた露風の作品を、「故郷の自然」「母への思い」「結ばれぬ恋」など、露風の「追憶の情景」を手がかりに読み解いていき、その生涯と心の軌跡を浮き彫りにする。
目次
第1章 忘れえぬ龍野の風光
第2章 母恋いの情景
第3章 山の向こうに
第4章 「赤とんぼ」と母への思い
第5章 水辺の神秘
第6章 孤独の原風景
第7章 象徴詩と童謡
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