内容説明
上海東亜同文書院に学び、満鉄調査部時代、反戦運動を貫き過酷な弾圧を生きぬいた者たちの青春群像。
目次
学生時代
東亜同文書院二六期生大旅行記『足跡』一粒の麦
検挙から中国大陸へ
戦後の激動のなかを
解題
『われ、一粒の麦となりて』に寄せて
著者等紹介
尾崎庄太郎[オザキショウタロウ]
1906年、徳島県生まれ。東亜同文書院卒業。満鉄調査部勤務などを経て、中国国内で反戦運動にかかわる。日本の敗戦後、旧法下で思想犯として懲役10年の判決をうけ服役するも、1945年10月、釈放される。以後、中国研究所の設立に奔走。1946年1月、同研究所の創立メンバーとなり多数の論文・訳文を発表。1991年、東京にて没する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。