内容説明
本書は長年にわたって日本の小学生に英語を教えてきた著者による日本の子どもたちに効果のある教え方の集大成。子どもたちの自ら学ぼうとする力を伸ばすことが、英語力をつける最善の方法であるという信念に基づき、実際の教室の場面にそって指導法をわかりやすく解説しています。ゲームや歌の導入の仕方から教室運営まで、具体的な例を挙げながら、段階をおって進められるように配慮されています。児童英語教師養成コースのテキストとしても最適です。100のゲーム集付き。
目次
第1章 指導のアプローチ・理念を探る
第2章 子ども中心の学習
第3章 子ども中心の授業
第4章 ゲームと歌
第5章 リスニングとスピーキング
第6章 リーディングとライティング
第7章 学習環境
第8章 教室運営
第9章 有能な教師であるために
第10章 子どもたちの将来を見据えて
第11章 アジアに適した子ども中心の指導法
著者等紹介
ポール,デイビッド[ポール,デイビッド][Paul,David]
1980年より広島で英語を教え始める。1982年にDavid English Houseを設立。ソウル、バンコクにも同校を設立し、「子ども中心の指導法」は東アジア全域で高い評価を得ている。現在、様々な学会や教員研修で講演を行い、東アジア地域の政府機関や学校で「子ども中心の指導法」を導入するための顧問を務めている。また多くの英語テキストを執筆し、ベストセラーにもなっている。日本中で活発な活動を行っている英語教員の団体ETJ(English Teachers in Japan)の設立者でもある。バーミンガム大学のTEFL(Teaching English as a Foreign Language)/TESL(Teaching English as a Second Language)修士課程コース日本事務局代表を務める。子どもの発達を中心とした社会心理学の研究でケンブリッジ大学より修士号を得ている
金森強[カナモリツヨシ]
愛媛大学英語教育センター教授、日本児童英語教育学会(JASTEC)副会長、小学校英語教育学会(JES)理事、日本英語音声学会理事ほか。専門は英語教育、音声学、早期英語教育、グローバル教育。10年以上にわたり小学生の英語および国際理解教育の指導にあたる。現在、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会外国語専門委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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