目次
人生随想(人生と出発;人力の限界;努力と天啓;理想と実践目標;そろばん哲学;自らを責める;進む心と退く心;仕事の心がまえ;悲運に処する道;職業に誇りをもて;五つの道;新しい幸福のために;社会人としての生活態度)
真理に生きる(百足虫の悲哀;法眼と玄則;苦労人;旗じるし;小発明家)
心窓去来
著者等紹介
下村湖人[シモムラコジン]
1884年(明治17)佐賀県生まれ。小説家・社会教育家。東京帝国大学英文科卒。大学卒業後は母校佐賀中学校教師、鹿島中学校校長等を歴任。辞任後は講演や作家活動で社会教育に尽力する。代表作に、青少年に多大な影響をあたえた『次郎物語』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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神太郎
28
昭和30年代に刊行された下村湖人の一冊だ。確かに不思議と読む手が止まらなかった。一つ一つの言葉や例え話が心に突き刺さるのだ。ビジネス書なんかではもしかしたら当たり前のように唱えられていることなのかもしれない。ただ、僕はきっとそう言うので同じようなことを言われても多分響かないだろうな。本書には不思議な熱量を感じる。自分を成長させるためのみならず次世代の人達へ繋いでいくためのプロセス、ヒントが盛り沢山で一度では汲み取れない。座右の書として何度も読みたくなるのはわかる気がする。2022/01/14
千本通り
5
昭和40年代なかばというのはこういう自己啓発本がブームで、当時人気のあった加藤諦三などは深夜ラジオ番組「セイ!ヤング」のパーソナリティまでしていた。この本の著者下村胡人は「次郎物語」の著者として有名で、その頃は「次郎物語」や山本有三の「路傍の石」などはまだよく読まれていたし、武者小路実篤の随筆も人気があった。その頃にこの本を読んだ記憶がある。 2024/10/02
しも3
4
読み応えのある骨のある言葉がある 2025/04/10
鵜川161
3
つまらなく、不満だらけの毎日がたまらなく嫌であった。この本を読んで、元気になっていくような感じを得て、もっと良書に触れてみたいと思った。何度も読み返してみたい。2024/05/07
カーリー
2
橋田壽賀子さんの本から知った本。 難しい内容もあるが、気に入っています。 「ムカデの悲哀」…事ある度に読み返しています。2023/09/08
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