内容説明
「石油利権」失効まで残りわずか1週間!灼熱のアラビアで国交断絶した産油国を仲介。わが国への石油供給に命を懸けた一人の日本人の物語。
目次
第1章 国交断絶(到着;石油利権契約更新交渉 ほか)
第2章 シガリ(洋上勤務初日;洗礼 ほか)
第3章 石油と世界経済(石油とは;探鉱 ほか)
第4章 素晴らしき仲間たち(噂;アル中社員 ほか)
第5章 アラビア湾の朝日(あと七日;三者会議 ほか)
著者等紹介
中村公也[ナカムラキミヤ]
1956年に石川県金沢市に生まれる。金沢大学附属中学校。石川県立金沢泉丘高校卒業。学習院大学経済学部経営学科卒業。1979年昭和電機工業株式会社入社、シンガポール現地法人初代駐在員として事務所設立。1983年合同石油開発株式会社入社、総務部、企画業務部勤務。総務部で人事労務を担当。企画業務部で経営方針の立案、官庁と株主との調整業務及び原油販売を担当する。同年在アラブ首長国連邦アブダビ、ブンドク社に出向勤務(三度)洋上施設建設時の総務担当、総務全般業務と規則と手順書作成、政府監査対応、株主と監督官庁との調整業務、取締役会・入札委員会等の会議秘書役。カタール王族と交友関係を持ちアブダビとカタールの石油行政に広い人脈を持つ。アブダビとカタールの文化、風習に造詣が深い。現在は、カタールに進出する企業に対するコンサルタント業務に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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