目次
序章 現代が求めるリーダーの「知性」(優れたリーダーは、裏方、観客という逆の視点からものをみる;一流のプロが偏屈、頑固なのは、譲れない“こだわり”を持っているから ほか)
1「天」の章 リーダーは、高く広い視野でものを見よ(リーダーに必要なキャッチャー的視座;ほかの世界の厳しさを知ることで、自分の世界にも厳しくのぞめる ほか)
2「地」の章 足場が悪いときは、足でなく頭を使え(不可能と感じたときこそ、発想の逆転が生まれる;困難な状況のときこそ、人間は考える力がつく ほか)
3「人」の章 リーダーとは、人を生かすプロである(リーダーを命じられたからには、信念を貫け;プロがプロでありつづけるには、自己の能力に満足しないこと ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柔
25
「勝ったら選手の手柄、負けたら監督の責任」を常に意識し、自らに覚悟を持って何事にも取り組む。毎週月曜は選手に休息を与えた。「休んで負けたら、君達のの責任。休みをうまく使えなければ、なくすしかない。休息に効果がないなら練習する。休息が正しいかどうかを決めるのは、君達だ」そうして自主性を働かせる。強制された練習よりも、自主的な練習の方が身になることは明白である。この環境を作る上司の覚悟。簡単そうで難しい。<変化を恐れず、ピンチでもひと呼吸>名将はまたこれ!部下の駆け込み寺になれるよう信頼関係を作ること!2020/08/07
rubbersoul
0
「困難な状況に出会ったときに、かえってチャンスだと受け止めることができるだろうか」2022/09/06