内容説明
私たちは今こそ、正しい政治の機能を回復しなければならない。日本が、新たな「開国」を迎えようとしている現在、政治が何を目ざし、何をすべきかを、しっかりと示すときである。私は本書で、そのための最初のノロシを上げたいと思う。
目次
1 「危機なんかない」という風潮こそが最大の危機
2 危機の病巣、金融問題を摘出手術する
3 円高で試される日本経済の“胃腸力”
4 政治不信を生む“政治危機”は経済危機より怖い
5 政治改革は、ゆっくりしてはいられない
6 新しい政治結集体が、日本の政治を変える