内容説明
この本では、「なぜ、お役所はこんなことにまで口を出すのか」と言いたくなる、その“規制大国”の実態を明らかにし、それを牛耳る官僚の狙い、そして今後の「規制」の問題点を解説した。
目次
第1部 官僚統制の網の目「規制」とは何か(「規制緩和」の大合唱が始まった;「許認可」―その正体と歴史的考察;法律にない規制「通達行政」の弊害)
第2部 国民をがんじがらめに縛る「許認可」の実体(規制緩和に揺れる「許認可」事情;地方によって異なる「許認可」基準;強化が望まれている「規制」)
第3部 「規制緩和」こそ、景気回復の切り札だ(「規制緩和」は、市場活性化の歴史;「規制緩和」前夜の最前線を追う;「補助金行政」「天下り体質」改善の処方箋はあるか)