内容説明
古来、至る所に描かれ染められた紋所は、個人や家を表すようになり、現在に至る。その軌跡を追うと共に、戦国時代の主要な戦や武将について、家紋を交えて分かりやすく解説した。約1200種の家紋を掲載し、由来や家紋としての発生時期なども記している。
目次
第1章 家紋の起源とその変遷(縄文時代に遡る家紋の前身;氏姓と源平藤橘 ほか)
第2章 鎌倉~室町時代の家紋(武家社会の到来;鎌倉武士の家紋 ほか)
第3章 戦国武将の家紋(群雄割拠の時代;織田信長・天下統一の道 ほか)
第4章 江戸時代の家紋(徳川将軍家と「葵の御紋」;庶民に浸透してゆく家紋 ほか)
第5章 家紋一覧(花紋;植物紋 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
67
図書館本。勉強になりました。戦国時代武将の家紋を知りたくて。徳川家でもいろいろあり面白かったです。あと自分の家紋がありびっくりしました。2014/07/03
m
6
図書館でたまたま見つけて惹かれた本。一冊丸ごと家紋尽くしでその豊富さに驚いた。家紋って名前によって決まるものだと思っていたが、同じ名字でも違う家紋だったり、その逆もあったりと奥が深い。最初は数十種類だったのがどんどん派生していったんだろうなぁ。個人的には五三桐と上がり藤がかっこ良くて好き。2015/07/22
小町
1
「月に星」の家紋に惚れて思わず購入。 家紋ってのは、てっきり先祖から継がなきゃいけないものだと思っていたが、嫌だったらさっさと変えられると聞いて嬉しくなった。2006/12/09