出版社内容情報
日本人の心の中に眠っている“信仰心”を再発見する!
全国の神社仏閣で手を合わせる日本人。
初詣では「一年の安寧」「家内安全」「商売繁盛」を祈念し、受験シーズンには「合格祈念」。
古来から親しんできた素朴な“祈り”とは?
第1章 ご利益を求める日本人
第2章 仏教・開祖の“ご利益”
第3章 ほんとうのご利益とは何か
内容説明
日本人の心の中に眠っている“信仰心”を再発見する!全国の神社仏閣で手を合わせる日本人。正月には初詣で「一年の安寧」を祈り、さらには「家内安全」「商売繁盛」を祈願。受験シーズンには「合格祈願」。
目次
第1章 ご利益を求める日本人(神仏の好きな国民性;ご利益の神々を紹介)
第2章 仏教・開祖の“ご利益”(日本人は、なぜ多宗教で無宗教な国民なのか;植物的文化が生んだ日本の神々;家や村は、神仏に擁護された要塞 ほか)
第3章 ほんとうのご利益とは何か(祈りはまじないではない;現代人に祈りは必要ないか;真の祈りはとは何か)
著者等紹介
藤井正雄[フジイマサオ]
仏教学者、大正大学名誉教授、浄土宗僧侶。東京生まれ。1957年に大正大学文学部哲学科卒業。63年同大学院博士課程単位取得退学。同年大正大学講師。大正大学助教授、教授、文学部長。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。日本生命倫理学会会長、京都大学再生医科学研究所倫理委員会委員を歴任。論文「仏教儀礼の構造比較」にて、日本宗教学会賞受賞。浄土宗勧学。文学博士。日本人の宗教生活の実態を明らかにするため、宗教人類学を方法にして、歴史や儀礼を研究。2018年遷化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 中国都市論への挑動