鬼軍曹の歩いた道―帝京一筋。高校野球に捧げた50年

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  • サイズ 46判/ページ数 359p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784341088156
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

甲子園通算26回出場を果たした伝説の監督、初の自伝!

高校野球界で人気No.1(名誉)監督の書き下ろし

執筆に3年をかけた360頁の超大作!



自らをここまで客観視できる人が、いったいどれくらい居るだろうか。

「甲子園通算51勝、3回の全国制覇」という稀代の名監督。

だが、その華々しい戦績の陰で、実はクビ寸前を2度も経験している。

孤独を深めるなかで必死にノックバットを振れば、「勝利至上主義」などといわれ苦悩した。

時にヒール役、しかし、決してブレずに挑み続ける姿は唯一無二で、魅了される高校野球ファンは多かった。

前田三夫は、本来は、ユニークで楽しい人柄なのだ。

その笑顔を封印し、「鬼」に徹した日々を、生い立ちとともに振り返ってくれた。

そこには、狂気にも似た愛と情熱が迸っている!

「こんな人生、そうはない」。

二度と出ないかも知れない「野球部監督のバイブル」。

間違いなく一読に値します。







目次



まえがき



第一章 若き日の記憶 1949(昭和24)年~1986(昭和61) 

・実家は半農半漁。ヤンチャな前田家三男坊

・木更津中央高校時代。指導者になり生かされた挫折経験

・帝京大へ。遠いレギュラーへの道。そして覚悟を決めた。下手でもやり続ける

・帝京高校・監督に。指導者としての第一歩を踏み出す

・無名校ゆえの挑戦。「帝京」の名を売るために自腹で中学校回り

・第50 回センバツに初出場。ついに甲子園の舞台へ

・センバツ準優勝の快挙と「とんねるず」石橋のいた時代

・またもクビ寸前。「1年以内に甲子園」を突きつけられた先に、運命の出会い

・センバツ2度目の準優勝。その裏で、試合前の誤報が調子を狂わす!?

・夏合宿で監督が消えた!? 二度と使えない奥の手で選手を鼓舞

・鍛錬の場、帝京グラウンド 道具の扱いを教え、手作りグッズで練習に工夫



第二章 帝京、全盛時代 1987(昭和62)年~1995(平成7)年

・エース芝草の覚悟と、春夏連続甲子園出場

・吉岡雄二を擁し、悲願の夏初優勝。全国の頂点に

・春夏連続甲子園出場と池田との激闘

・エース三澤で初のセンバツ制覇。春夏連覇はならず

・手を焼いたヤンチャ選手。もしヤツが本気になれたなら……

内容説明

甲子園通算51勝、3回の全国制覇という華々しい戦績の陰で、クビ寸前を2度。孤独を深める中で必死にノックバットを振れば、勝利至上主義などといわれ苦悩した。時にヒール役、しかし、決してブレずに挑み続ける姿は唯一無二の存在で、魅了される高校野球ファンは多かった。本来は、ユニークで楽しい人柄。その笑顔を封印し、「鬼」に徹した日々を生い立ちとともに振り返る―。

目次

第1章 若き日の記憶(1949(昭和24)年 実家は半農半漁。ヤンチャな前田家三男坊
1965(昭和40)年 木更津中央高校時代。指導者になり生かされた挫折経験 ほか)
第2章 帝京、全盛時代(1987(昭和62)年 エース芝草の覚悟と、春夏連続甲子園出場
1988(昭和63)年~1989(平成元)年 吉岡雄二を擁し、悲願の夏初優勝。全国の頂点に ほか)
第3章 熟考の時代。求め続けたベストな指導法(1996(平成8)年 勝ちにこだわらないのなら、何にこだわって野球をやるのか
1997(平成9)年~1998(平成10)年 自主性の流れに乗って、練習を選手に任せてみたが… ほか)
第4章 もがき続けたラスト10年(2012(平成24)年 大阪桐蔭が来た!そして、都ベスト4に終わった夏
2013(平成25)年 関東大会で常総学院にやられ、餃子の味もわからずじまい ほか)
第5章 「帝京あるある」「帝京いろいろ」(常にベストメンバー、ベストゲーム。温情の代打は出さない;わざと厳しいシーンをつくって挑ませる鬼の手腕 ほか)

著者等紹介

前田三夫[マエダミツオ]
1949年6月6日、千葉県生まれ。木更津中央(現木更津総合)高―帝京大。現役時代は三塁手。甲子園出場経験はなし。帝京大学では3年時までベンチ入りが叶わず、4年のときに一塁コーチャーに抜擢され、新人監督も務める。この年の春、チームは首都大学リーグ初優勝。卒業を前にした1972年1月、帝京高校野球部監督となる。78年第50回センバツで甲子園初出場を果たし、以降甲子園に春14、夏12回出場。うち優勝が夏2回、春1回。準優勝が春2回。2021年夏を最後に勇退し、名誉監督となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆうき

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★★★☆☆3.5前田監督の歩んだ道を 知りたいと以前から思っていたので引退を機に執筆をして頂きありがたいです。野球人、指導者として勉強になります。p.293のノックのことや、三塁ランナーコーチャーの箇所など共感する点、そして今後活かしたい点多数でした。2022/10/27

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