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内容説明
世界106カ国、2万枚収集!試し書きをとおした世界の紀行文、はたまた文化人類学。
目次
第1章 国が見える!時代が見える!試し書きの魅力(言葉にならない魂の叫びが見え隠れ;試し書きコレクションの知られざる苦労;交渉の果てに買った世界のブング ほか)
第2章 無意識のアート―世界の試し書き大研究(ヨーロッパ;アフリカ;北米 ほか)
第3章 試し書きの今と未来―夢はルーヴル美術館(「なぜこんなものを?」という反応がうれしかった;国内外で「世界タメシガキ博覧会」を開催;試し書きツアーで身近なアートに気づく ほか)
著者等紹介
寺井広樹[テライヒロキ]
試し書きコレクター。1980年神戸市生まれ、同志社大学卒業。2007年、世界放浪中にベルギーで「試し書き」に一目ぼれ。これまで世界106カ国、約2万枚の試し書きを収集。試し書きコレクターのほか「離婚式」「涙活」の発案者としても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
70
タイトルは「試し書き」を集めて紹介しただけの本のように思っていたが読んでみるとかなり違った。旅の途中ベルギーで見かけたペンの「試し書き」に魅了された著者が世界各国の「試し書き」を収集しそこからそのお国柄や人、文化まで読み取りまとめた本。あくまで著者の主観なのでそれが全てあてはまることもなく食い違う部分も多いと思うがそれでも面白い。ただせっかく収集した「試し書き」の写真は冒頭だけなのでもうすこしうまくレイアウトすると読みやすくてよかったと感じた。早速近所の文房具屋で試し書きを見たくなった。図書館本。2016/08/07
あじ
35
世界各国で二万枚も収集したのだから、、と言いたくなった。Wikipedia的なお国情報に数行の易しい考察、こういうのは惜しい、、。巻頭にまとめられてしまった写真のレイアウトにも、改善の余地あり。試し書きペーパーを手に入れる為の取り引きとして購入した文具の写真も添えられていたら、割り増し熱を帯びたかもしれない。★3/5◆試し書きではないけれどお口直しに『美しい日本のくせ字』井原奈津子/著2020/03/16
風里
21
たかが試し書き、されど試し書き。 試し書きにもあそこまでお国柄が出るものなのか。 著者の考察の賜物なのか。 試し書きは、普段自分が使うノートやメモ帳に、住所や名前等のよく書く文字を書くのが一番良いとは言うけれど、そうするとこういう考察も本もないんだよなぁ…と。2018/11/14
ばっか殿すん
20
わたしゃ、いつもぼのぼの書いちゃう。シマリスくんの時もある。2015/12/08
Isuke
12
図。1375円。世の中にはこのような趣味があるのか!? と衝撃を受けた。実際に試し書きの写真も掲載されていて楽しみました。著者の行動力、着眼点にただただ脱帽です。2021/09/26