内容説明
日本一入学するのが至難の東大。中央官庁や大手企業の「エリート」輩出校と言われる東大へ合格させるには、親が子供の受験勉強をプロデュースすることが必須。本書では、鳩山家をはじめ、東大生を育てた家庭のしつけや教育法を研究。東大・一流校合格への教育方法を伝授。
目次
第1章 鳩山家の家庭教育に学ぶ(“気づかせ教育”で子どもの能力=原石を磨く;親は子どもに勉強を強制するのではなく、勉強するようにしかける;“気づかせ”教育で「強制」から「自分のため」の勉強にする;“気づかせ”教育で、子どもの自由にさせてみて、責任をもたせる;“気づかせ”教育で、楽しんで勉強する子どもにする ほか)
第2章 鳩山家の勉強法に学ぶ 実践編(教師になったつもりで大声でしゃべったり、黒板に書く効果;休憩とは、勉強でフル動員した五感を別のことに使って気分転換すること;集中しにくいときは、「ひとりごと」が記憶の強化に役立つ;満腹や空腹は、勉強に必要な五感の働きを鈍くする;日常生活の実体験による五感の刺激は、記憶を強化する ほか)
付録 子どもの脳を活性化させる食事作戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mannma
1
はっきり言って鳩山由紀夫氏は嫌いです、我家では「鳩ポッポ」と言っています。しかしこの教育論は参考になりました。「お前は何のために生まれてきたのか」「お前の生まれてきた役割は何か」を気づかせてあげること。・・・しかしこんな素晴らしい教育をして、邦夫氏はともかく由起夫はねぇ・・・何を勘違いしたのか・・・教育本としては良い。再読したい一冊。2011/09/01
student_d
0
「ピグマリオン効果」「有意味う洋楽集」「先行オルグ」について知ることができた。脳の現象をうまく取り入れながら、鳩山家が教育を行っていたことがうなづける。「気づかせる」教育をする。これが大切だと思った。2012/01/01
rico
0
字が少なくてすぐ読める本。鳩山家のほかに、高田家の母の手記も少々のっており、いろいろ面白く拝見しました。2010/01/07