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「日本人にとって神とは仏とは」―日本人の信仰や宗教的なものの考え方

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784341083649
  • NDC分類 162.1
  • Cコード C0015

目次

第1章 日本人が日本人になっていく道“法律”“習俗”“道徳”
第2章 習俗を支えるもの“宗教”“法律”“慣習法”
第3章 神と仏のよく似た性格―日本人の意識から
第4章 神と仏のちがう性格―ホトケに出あう前の神、あとの神ら
第5章 神仏融合の素地をさぐる
第6章 神道の意識が生まれるまで
第7章 各時代に活躍する神道の理論家たち
第8章 神の姿をハッキリさせる学問の発展
第9章 神と仏を結ぶ日本的霊性・考

著者等紹介

永田美穂[ナガタミホ]
昭和18年8月29日、中国・上海に生まれる。長崎県大村市出身。昭和37年3月長崎県立長崎西高等学校卒業。日本経済新聞社月刊「ショッピング」編集部、仏教関係の人生雑誌「あすあすあす」編集主幹を経て現在フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Y田

9
日本人の信仰として、神と仏を繋げる神仏習合、その説明として本地垂迹説が挙げられる事が多いと思うが、そもそもその考えを受け入れて定着させた「心の理由」とは何かを考える内容。本地垂迹説といっても様々で、時代と共に理論も変化していく流れ(伊勢神道、江戸時代の国学、復古神道など)を追い、日本の「習俗」というものを解説する。外来の違う思想が入ってくることにより、自分達とは何なのか、国家観が作られていったという。それが特に鎌倉時代、元寇が転換点にして「日本的霊性が顕現した」という説明も興味深い。2020/05/12

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