内容説明
鉄道地図は日々の仕事や生活を円滑にするための「武器」である。問題発見から問題解決を導く有能な「秘書」であり、人と人との距離を縮めてくれる人間関係づくりの「名脇役」にもなる。
目次
1章 鉄道地図は仕事と人生の「強化書」だ!(「マニアの趣味」と「大人の知性」―鉄道地図の二つの効用;「雑学」を「知識・知恵」に変えよう―JR中央線と京王本線の不思議 ほか)
2章 現場主義で「問題発見力」を鍛える(異文化体験を大切にしよう―同じ鉄道も東京と大阪では大違い!;「自由競争」か「役割分担」か―京阪神地区と首都圏の路線網の比較 ほか)
3章 素朴な疑問から「発想力」を膨らませる(「考える力」は「小さな謎」から生まれる―上越新幹線は「上越地方」を走らない;ネーミングに作り手の夢をこめよう―東武東上線・小湊鉄道の悲願 ほか)
4章 異領域の知識を得て「問題解決」へ(仕事と人生の七つの鉄則―新路線ルートの決め方に学ぶ;「知識」を活かして「出費」を押さえる―往復きっぷと一筆書きの活用 ほか)
5章 広い視野で「知性と教養」を磨く(「酒と文化とミステリー」の共通点とは?―鉄道地図と「ムダの効用」;「道中歓あり」のススメ―左右の座席を決める極意とは? ほか)
著者等紹介
野村正樹[ノムラマサキ]
1944年、兵庫県神戸市に生まれる。1967年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、サントリー株式会社に入社。営業、宣伝、マーケティングなどを経て、サントリーミュージアム「天保山」設立に参画。1986年、『殺意のバカンス』(集英社)で推理作家としてデビューし、1991年『シンデレラの朝』(徳間書店)で日本文芸大賞現代文学賞を受賞。1995年、50歳を機に選択定年制度を利用して退社・独立。以後、執筆活動だけでなく講演、セミナーでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。