内容説明
斜めにつながる三角関係、斜めに前進する“ヨット走法”的・関係の築き方において、著者が得てきた経験のさまざまを説く。
目次
第1章 ぶつからない斜めの関係「三角関係」のすすめ(「先生と話していると、死んだおじいちゃんを思い出すよ」;「でも…」からはじまる世界 ほか)
第2章 二者オンリーの関係だから、こじれてしまう(真っ向からぶつかるほど、お互いに行き詰まる;「一番近い存在だから」が強迫観念になっていないか ほか)
第3章 そこに「何者でもない誰か」がいるということ(「間に立つ」というあり方;生徒が相談できるような教師がいてもいいんじゃないか ほか)
第4章 朝、目を覚ましたら、「学校」が消えていた…(「自分と学校を消す映画」を見守った理由;「学校」という奇妙な空間 ほか)
第5章 「問い」の積み重ねが人生を深くする(自分に厳しい人ほど、ほめ言葉を「美化」と取ってしまう;ほめ言葉は「客観的に見た自分」と思えばいい ほか)
著者等紹介
永田実[ナガタミノリ]
1931年、東京生まれ。茅ヶ崎市在住。慶応義塾大学経済・文学部卒。横浜市立中学校教員。66年から横浜市青少年相談センター出向。学校巡回の専任カウンセラーとして非行等の少年に対応。71年から全国初の登校拒否児の学級を担当。83年から市内数校に「相談指導学級」として拡充され、その一校を継続担当。現在、代々木高等学院(サポート校)の校長としてさまざまなタイプの高校生と接している
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