目次
第１章 この国の明日を憂う―いま本当の危機が始まった（講演（「危機」とは何か；歴史を通して国の行く末を考える ほか）
質疑応答（「命懸け」の政治家たれ；「大人を変える」教育改革を ほか））
第２章 日本社会の病理（講演（危ない日本；転機に立つ日本…第三の維新 ほか）
対談と質疑応答（野尻武敏；大越俊夫）（「念死」が命の迸る源；信仰の支え ほか））
著者等紹介
中西輝政［ナカニシテルマサ］
１９４７年大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、スタンフォード大学客員研究員、三重大学助教授、静岡県立大学教授を経て、現在は、京都大学総合人間学部教授、同大学院人間環境学研究科教授を兼任。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。第一八回正論大賞受賞。世界の文明から見た国の秩序を研究、歴史をふまえた分析は明瞭かつ重厚である
野尻武敏［ノジリタケトシ］
１９２４年大分生まれ。神戸経済大学（現神戸大学）卒業。神戸大学経済学部教授、神戸大学経済学部部長を経て、神戸大学名誉教授。経済学博士。専門は経済政策論、比較経済体制論、国際問題、高齢化問題など。オーストリア学芸功労第一級十字賞、勲三等旭日中綬章を受賞。現在は、神戸大学名誉教授、（財）二一世紀ヒューマンケア研究機構理事長、生活協同組合コープこうべ理事長、コープこうべ協同学苑長
大越俊夫［オオゴシトシオ］
１９４３年広島生まれ。関西学院大学大学院博士課程修了。大学院在学中に帝塚山短期大学専任講師を務める。「手垢のつかない若者教育の場」作りをめざして大学職を辞し、神戸に不登校生のための「師友塾」を設立。のち、米国カリフォルニアルーテル大学準教授および学長補佐に就任、大学の協力を得て「ＡＩＥ」を創設。現在は師友塾（東京・大阪・神戸）塾長、ＡＩＥ（米国シアトル・東京・大阪・神戸）学院長。月刊「パーセー」主宰
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