内容説明
『カーマスートラ』をはじめとする古代インド性典の特長は、男と女が心から性を楽しく、同時に絶頂を迎えるための性技を、心と体の両面から説いていることにある。なかでも挿入に至るまでの愛撫、すなわち前戯に関しての多くのページがさかれているが、それも古代インドの人々が、セックスのときは女性を十二分にその気にさせる必要があることを知っていたからだろう。本書は、その“前戯の性典”を、現代医学の立場から解剖したものである。セックスというと、とかく性器の相性や体位が云々されがちだが、本書ではじめて明らかになった前戯の技法は、マンネリに陥りがちな現代人の性活性に新鮮な感覚をもたらしてくれるはずである。
目次
1 女を高める前戯の技術―手の章
2 女を高める前戯の技術―口の章
3 女を高める前戯の技術―体の章
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- 和書
- 異議あり忠臣蔵