内容説明
いまこそ“日本語”を母語として“日本人”の心を甦らせる時。ここに教育再生への道がある。
目次
第1部 子どもをめぐる環境(いじめはなぜ起きるのか;子どもの心を蝕むもの;子どもと母親の関係;大人はどう子どもと向き合えばいいのか;子どもたちの未来を投影する大人社会)
第2部 日本語が子どもの未来を救う(日本語を身につけるということ;漢字に強くなろう;古典を学ぼう;戦争文学を読もう)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
3
【ココロの琴線に触れたコトバ】日本人は、日本語を一生使います。そして、日常的に使います。今こそ、日本語生活に目を向けるべきではないでしょうか。そのためにはまず、大人が子どもにそのお手本を見せてあげてください。家庭でも、学校でも、職場でも、日常生活の中で使う美しい日本語が、お互いの心を育て、人格の涵養(かんよう)にもつながると思うのです。(略)子どもはなんでも吸収します。今の子どもや若者の言葉の乱れは、そのまま大人や社会の言葉の乱れを映したものといえるでしょう。2015/10/26
TOMTOM
1
第一部だけでよいです。2019/06/19
_punicagranatum
0
言葉を通して見えてくる今の日本社会と、未来。日本語に込められた力を知ってこれから使っていきたいと思った。もう一度読みたい2019/03/29