出版社内容情報
アメリカ映画の黒人イメージや歴史的背景を映画視点で分析解説。文化系の教科書としても、読み物としても興味深いコンテンツが満載。
内容説明
「そして誰もいなくなった」―現代によみがえるカリカチャーの黒人、「ホワイトニング」される『ゲド戦記』の主人公、未来を表す「記号」だった黒人大統領など、講義形式で歴史的背景を探り、演習形式で13作品を分析!
目次
第1部 基礎編―トム、マミー、クーンとピッカニーニー、ムラトー、そしてバック アメリカ映画における黒人ステレオタイプの発生と発展(ミンストレル・ショーと映画の黒人ステレオタイプ;アメリカ黒人ステレオタイプと歴史的背景)
第2部 演習編―「ブラックフェイス」から「ブルーフェイス」まで アメリカ映画に描かれた黒人像を読む(恐怖と希望の「黒人大統領」―白人至上主義者の悪夢から、近未来を表す「記号」へ;ミレニアムのマジカル・ニグロ―「古き良き時代」を表す記号としての黒人;黒人映画ブームその後―スパイク・リーの実験は続き、ブラクスプロイテーションの保守性も「健在」;原作から映画へ―変更の意図を探る;全部混ぜると青くなる?―宇宙人の顔をした非白人)
著者等紹介
赤尾千波[アカオチナミ]
富山大学人文学部人文学科教授(アメリカ文学・文化専攻)。茨城県出身。津田塾大学学芸学部英文学科卒。筑波大学大学院修士課程地域研究研究科、インディアナ大学大学院を経て、筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科途中退学。岐阜大学教育学部助手を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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にしの
£‥±±
††悪意と悲劇 ††
AR読書記録
kenitirokikuti