内容説明
2010年4月、日本女子プロ野球リーグ、ついに開幕!日本に女子プロ野球が誕生したのは1950年。60年の時を超え、その興奮が今復活する。白球に魅せられた少女たちのドラマは、間違いなく美しい。
目次
序章 動き始めた女子プロ野球
第1章 トライアウトに現れたスーパーガール
第2章 「女」が「野球」をするということ
第3章 野球という恋人に魅せられて
第4章 女子野球に情熱を燃やす男たち
第5章 ハートブレイク・スタジアム
終章 未踏のグラウンド
著者等紹介
谷岡雅樹[タニオカマサキ]
ノンフィクション作家、映像評論家。Vシネマ評論の第一人者。1962年、北海道に生まれる。高校卒業後、草創期ビデオレンタル業の会社員を経て、1990年、雑誌『映画芸術』への寄稿をきっかけに作家となる。以降、映画論評やノンフィクションを中心に執筆活動を展開。また、2003年にはドキュメンタリー映画『Vシネマ魂』を監督している。2005年度から2007年度まで文化庁芸術選奨映画部門推薦委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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渡辺 にゃん太郎
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女子プロ野球を語る数少ない著作だが、いかんせん読みづらい。著者の性格上、女子プロ野球の他に映画の知識がなければ例えに首肯できず、もやもやしながら読み進まなければならない(そういったもやもやが女子(プロ)野球の歴史に常にあったという意味が含まれているなら納得できるが)。2016/02/06
学楽生喜(がくらくせいき)
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1950年に設立された日本初の女子プロ野球リーグ。それからおよそ60年の時を経て再び復活した日本女子プロ野球リーグ。 その歴史と今を、選手、関係者の方々への膨大かつ綿密な取材を経て紹介されています。 「歴史的に差別され、女性が体よく断られてきたただ一つのスポーツジャンル」 本書の前書きにあるこの言葉は、女子野球を非常に分かりやすく言い表していると思います。 また60年前の事例に関しては大変勉強になりました。 選手、関係者のエピソードが、昔の人と今の人と時系列関係なく紹介されているので、読みながら少し2013/03/25
kozawa
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映画屋が語る2010年開幕の新女子プロリーグ。とても主観的だが、それが面白い.開幕してみるとそれなりに盛り上がりつつも色々問題があるようだが応援したい。2010/05/15