内容説明
都市域のリスク問題はさまざまである。本書では、都市域において平常時ならびに災害時に発生するリスク問題を、さまざまな具体的事例によって解説、分析した結果を紹介するとともに、リスクを低減させる処方箋(マネジメント)を提示し、読者が都市リスクに関する現実問題の知識や広い視野を得るための工夫を行っている。
目次
1 都市リスクマネジメント(都市リスクとは何か;都市リスクのマネジメント)
2 平常時の都市リスクマネジメント(環境リスクとモビリティ・マネジメント;救急搬送の時間短縮と救急車両・病院の配置モデル;防犯マネジメント―放火犯罪を例に)
3 災害時の都市リスクマネジメント(火気管理による地震出火の低減に向けて;延焼遮断帯の整備プログラム;地震火災時の戦略的な消防力運用;地震津波からの避難のマネジメント;原子力災害時の避難;火山灰災害の社会的影響とマネジメント)
著者等紹介
糸井川栄一[イトイガワエイイチ]
1978年東京工業大学工学部建築学科卒業。1980年東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了(社会開発工学専攻)。建設省建築研究所研究員。1990年工学博士(東京工業大学)。1996年建設省建築研究所室長。2001年筑波大学教授。2004年筑波大学大学院教授
村尾修[ムラオオサム]
東北大学
谷口綾子[タニグチアヤコ]
筑波大学
鈴木勉[スズキツトム]
筑波大学
梅本通孝[ウメモトミチタカ]
筑波大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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