内容説明
本書では、著者が考案したり、試作中にヒントを得て、試作の方法を変えるなど、数多くの経験の中から、読者にも利用できると思われる初歩的な試作方法を紹介。試作を続けてきた中には成功したもの、失敗したものなど数多くあるが、その中から、二例を掲載し、また、誌作に入る前の段階である発明に関するヒント、発想、情報などについても触れている。
目次
1 発明は試作から
2 試作はプラスチック活躍の場
3 試作に使う材料と副資材など
4 スピード試作をするために
5 製品化の完成と参考資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
totssan
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ペーパープロトタイプではないが、段ボールや身近なプラ材で試作品を作り、個人発明案件を具体化する手を紹介。食品を使うのはなるほどと感心。職場の試作と違い、金属加工が厳しい一般市民には、プラ、木、紙が基本となる。ガラクタもいい素材になるし、工具も100円ショップで揃える程度でまずは始められる。素早く作り、評価することが大事というのは深く納得。図面作って工場に製作依頼、とすると金も時間もかかる。段ボールでモックアップを作るというのは製品開発でもありなのでは?と思うに至る。2020/10/19