内容説明
いままでの生体防御に関する研究は生物別に行われており、広く生物種に横断的に生体防御機構を比較することはあまりされていない。比較生体防御学といった観点からまとめた本書は生体防御の進化を概観するためのよい手引きとなる。また、各種生物の防御因子を比較することによって、ほかの生物の生体防御因子の遺伝子を導入した新規産業用生物を造り上げるための情報も得られる。
目次
1 微生物の生体防御
2 植物の生体防御
3 有用昆虫を中心にした無脊椎動物の生体防御
4 魚類の生体防御
5 鳥類の生体防御
6 哺乳類の生体防御