出版社内容情報
工学系の他分野や医歯学系で金属材料を学んでいない方々を対象に,金属材料工学や医歯学の知識がなくても通読できるよう解説した。
目次
1 バイオマテリアルとしての金属
2 どこに使われるのか―臨床応用例と問題点
3 どんな材料が使われているのか―金属バイオマテリアルの種類と性質
4 人体内での劣化の原因―耐久性とその評価
5 金属と生体とのかかわり―金属バイオマテリアルの表面反応
6 金属材料は人体に安全か―毒性と安全性
7 人体になじむ金属・人体に働きかける金属―生体適合化・生体機能化
8 いかにして製品となるか―許認可制度
付録
著者等紹介
塙隆夫[ハナワタカオ]
1981年北海道大学工学部金属工学科卒業。北海道大学歯学部助手。1989年歯学博士(北海道大学)。1993年徳島大学歯学部助教授。1998年博士(工学)(東北大学)。科学技術庁金属材料技術研究所生体材料研究チームリーダー。2001年物質・材料研究機構生体材料研究センター副センター長。2004年東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授
米山隆之[ヨネヤマタカユキ]
1985年東京医科歯科大学歯学部卒業。1989年東京医科歯科大学大学院歯学研究科博士課程修了(歯科理工学専攻)。歯学博士。東京医科歯科大学医用器材研究所助手。1992年東京医科歯科大学医用器材研究所助教授。1994年ロンドン大学客員研究員。1999年東京医科歯科大学生体材料工学研究所助教授。2003年東京大学大学院工学系研究科助教授(併任)。2007年日本大学歯学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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