内容説明
本書は、商用周波数から電波の領域にわたる生体効果のほかに、われわれの身のまわりで用いられている放射線、超音波などの医療技術について、引き続き計測工学の立場から調査された結果の集約である。電波、超音波などのなじみ深い医療技術から、中性子、粒子線、放射光、MRIなどという、非専門家にはなじみのうすい医療技術まで満遍なく網羅されている。
目次
1 各種放射線と波動の基礎
2 中性子捕捉療法
3 粒子線治療
4 放射光の医学利用
5 MRIの医学応用
6 波動を用いた癌治療
7 新しいCT技術と生体計測の展望