内容説明
本巻では、流域や流域群を対象にした水管理のあり方、広域に及ぶ水の汚染とその管理、閉鎖性水域とその流域に集中する水問題およびその対策技術、水域環境の修復・改善技術とそのシステム、地球規模での気候変動と水文循環、沙漠化防止対策や大規模水資源開発など、地球水資源をめぐる国際プロジェクトの現状などについて紹介するとともに、種々の技術的視点から地球水資源の管理とそのあり方について論じている。
目次
1 地球水資源問題の現状と今後
2 水域汚染の機構と対策
3 水域環境管理の技術とシステム
4 地球温暖化と水資源の変化
5 地球環境時代の水環境
6 地球水資源管理のためのシミュレーション技術
7 地球水資源の将来展望
著者等紹介
森沢真輔[モリサワシンスケ]
1969年京都大学工学部衛生工学科卒業。1973年京都大学大学院博士課程中退。1978年工学博士。1978年京都大学助教授。1995年京都大学教授、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



