目次
1 金属生体分子の機能
2 金属生体分子の模倣とその作動安定性
3 金属ポルフィリン錯体による酸素分子の運搬・貯蔵―酸素分子の結合・解離平衡反応
4 金属ポルフィリン錯体による酸素分子の還元―酸素分子の還元反応
5 金属ポルフィリン錯体による活性酸素の検出―活性酸素の酸化反応あるいは活性酸素の検出反応
6 金属ポルフィリン錯体による活性酸素の利用―活性酸素の添加触媒反応:抗酸化型抗がん剤
付録:2章に出てくる化合物の一覧
著者等紹介
湯浅真[ユアサマコト]
1983年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。2001年東京理科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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株式会社 コロナ社
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コロナ社HPにレビュー全文あり https://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339066630/ ~金属ポルフィリン錯体とバイオミメティクスケミストリーとバイオインスパイアード材料について詳細に記されており、深い理解を得られました。特に身体検査や健康診断などの1項目の方法として生体内でかつその場で活性酸素の検出が可能な測定手段である活性酸素センサー法を取り入れることができれば容易に健康状態の確認ができるため、病気の早期発見に貢献できる有意義な方法であると感じました。2022/11/17