出版社内容情報
金属疲労が関与する事故は,科学技術の発展する昨今においても後を絶たない。本書では,個別の知識の本質的理解だけではなく,「何を考えるべきか」を重視した解説により,堅実な実務を達成する十全な「学識」を養う。
【目次】
☆発行前情報のため,一部変更となる場合がございます
1.疲労設計の重要性
1.1 はじめに
1.2 疲労破壊事故の歴史と得られた教訓
1.2.1 はじめに
1.2.2 英国ジェット旅客機の疲労破壊事故
1.2.3 想定外の繰返し応力による疲労破壊
1.2.4 新しい技術の適用時に発生する疲労破壊事故
1.3 壊れないモノを設計するための基本概念
1.4 疲労設計の基本概念
引用・参考文献
2.材料の疲労特性を評価する方法
2.1 疲労領域の分類とその特徴
2.2 疲労試験の方法と関連する材料力学の基礎
2.3 疲労試験データの表し方
引用・参考文献
3.金属疲労のメカニズム
3.1 疲労亀裂の発生
3.2 応力集中と表面性状の影響(切欠き効果)
3.3 亀裂の開閉口挙動
3.4 疲労亀裂の停留
3.4.1 平滑材の疲労限度と停留亀裂
3.4.2 切欠き材の疲労限度と停留亀裂
コラム 10?回を超える領域,超高サイクル疲労
引用・参考文献
4.疲労特性に影響を及ぼすさまざまな因子
4.1 機械的特性との関係
4.2 応力集中と表面性状の影響(切欠き効果)
4.2.1 切欠きと疲労限度
4.2.2 表面の影響
4.3 微小欠陥・介在物の影響
4.4 寸法の影響(寸法効果)
4.5 平均応力と残留応力
4.6 変動荷重と組合せ応力
4.6.1 実働応力
4.6.2 実働応力波形の計数法
4.6.3 実働応力下の疲労寿命推定法
4.6.4 組合せ応力
4.6.5 多軸疲労強度特性
4.7 その他の影響因子(接触の影響,繰返し速度,応力波形,環境の影響)
4.7.1 接触の影響
4.7.2 繰返し速度,応力波形,環境の影響
引用・参考文献
5.良好な疲労特性を発現させるための方策
5.1 材料の選択
5.2 部品形状の設計
5.3 表面処理の導入
引用・参考文献
6.疲労設計の考え方
6.1 疲労設計の流れ
6.2 疲労限度設計と疲労寿命設計
6.3 疲労設計を行う際に考慮すべきポイント
6.3.1 作用応力および疲労強度の変動要因と安全率
6.3.2 設計に用いる応力
6.3.3 許容応力と設計 S-N 曲線
6.3.4 設計応力と許容応力の比較による仕様決定
6.4 規格から学ぶ疲労設計
6.4.1 溶接継手(日本鋼構造協会(JSSC)疲労設計指針(2012))
6.4.2 鉄道車軸(鉄道車輛工業会 JRIS D1201-1 鉄道車両-車軸強



