出版社内容情報
非線形力学系の特徴を初学者にもわかるよう，Ｅｘｃｅｌを用いて数値解を求め，非線形力学のおもしろさが伝わるようまとめた。
目次
１ 線形力学系の振る舞いの特徴
２ 飽和、爆発と単調減少
３ 生物の個体数の変化を表す方程式
４ 伝染病の流行のダイナミクス
５ 単振り子の周期を調べる
６ 振幅が一定値になる振動
７ 同期と周波数引き込み
８ カオス
９ パーコレーションとフラクタル
著者等紹介
平山修［ヒラヤマオサム］
１９７２年横浜国立大学工学部機械工学科卒業。１９７５年早稲田大学理工学部物理学科卒業。１９７６年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程中退（物理学専攻）。１９７６年東京都立高等学校教諭。１９９７年博士（工学）（東京農工大学）。２００２年東京農工大学助教授。２００７年東京農工大学准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PapaShinya
0
コレも、VBAド素人でもExcelで簡単に数値計算と結果の可視化ができるようにわかりやすく書いてあります。非線形力学というのが何なのかわからない人にも興味を引きやすいテーマを選んで、ちゃんと計算すればナットク！えっ？そうなの？という驚きの結果を自分で導き出せるように解説と演習を積み上げています。自分としては、素数ゼミの話が一番面白かった。モデル化と計算結果をはっきり見せられると、誰でも納得するはず。こういうことですという言葉の説明より面白い。2022/09/03
-
- 和書
- 理工系の確率論
